今朝は5時半に85の母と約束して上野不忍池の蓮の花を見に行きました。
夜明けとともに開花し、午後には萎んでしまうので早朝が見頃です。開花の瞬間にポンっと音がするといいます。一度は聴いてみたいですね。
蓮の花は仏教のシンボルです。
経典、仏像、寺院などいたるところに描かれています。ですのでこの花を一番にこのブログに書くのがよいのかもしれませんが、この季節を待っていました。
なぜシンボルなのか…
諸説色々ありますが代表的なものを。
蓮はドロドロした沼の中からスッと伸びた茎に美しい花を一輪咲かせますよね。その汚いドロ沼は煩悩多き私達の生きる世界。そして泥のつかない美しい花は、その煩悩の中から覚りを得た汚れなき清浄な仏の世界を表しています。ですので仏像の如来様や菩薩様は蓮の花の上におられるのですね。
朝日に照らされた蓮華は心洗われます。
また蓮の葉も傘になりそうなくらい大きく美しいものです。その葉も開く前のクルッと左右から内側に巻かれた細長い姿は回峰行者が被る蓮華笠に表されています。
開催期間は長いですが蓮の花が見頃なうち、開館前に経由されることをオススメします。
⭐︎オマケ
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