胡蝶蘭咲きました。
これは2年半くらい前に人通り少ない道端で5本立ち千円で売られてたもの。きっと贈答品で飾られたもののお下がりだと思います。
開花は今回で3シーズン目です。嬉しいですね。
以前タイを旅行した時に、蘭が庭の樹木に装飾用でくくられて、野ざらしで生育している姿を見て驚いたことがあります。それから蘭の扱い方が変わりました。太陽と適温、適量の水分、少しの肥料でまたしばらくすると花芽がぐんぐん伸びてきます。
胡蝶蘭は花が終わったら捨ててしまう方が多いと思いますが勿体無いです。
で、この咲いた胡蝶蘭をぼーっと見てて、ハッと気がつきました。
仕事柄、切花は花の命を頂いてて、ごめんねーって思ってましたが、株は生きてるんです。多年種はですけど…
きちんと管理すれば花を何度も咲かせますから命は頂いてない!きれいな花の顔を命と思ってたのかもしれません。
またモノにもよりますけど、切った茎を挿し木にすると発根して命の再生だってできます。
何を言いたいのか自分でも分かりませんが、切花は株を枯らさない限り、命を頂いてない…
と気づいたのでした。罪悪感の軽減?^_^;
でも枯れるまで少しでも長くキレイな姿でいてもらう手当をすることが、癒しをくれる花へ感謝と愛情と思うのでした。