はじめまして、菩提華です。菩提の花です。なんと畏れ多い法名でしようか…天台寺門宗でお得度したばかりの小僧見習いくらいのものです。
どうしてお坊さん?寂聴さんみたいになるの?と周りから聞かれます。
どうしてなんだろうとこの道を歩き始めてからの10年を振りかえると、諸々のご縁が繋がり、仏教が楽しくて好き、出会えたことに心の底から有り難いと思えたから、深めたいという気持ちが強いのかもしれません。
出家得度の意味は漠然としていたので師匠に確認しました。それは教えを説く人、教師になることですと。
私はフラワー教室を師のあとを継いでから20年以上になります。お花をツールとして沢山の方とお目にかかり、皆さんに私は育てて頂いてきました。
年齢も半世紀をとっくに超えましたので、これからはお返ししていかなくてはと思っています。
「仏教と花」はとても関わりの深いものです。仏教の経典にはお花が登場します。これから経典を学びながらその花にも注目して、ここで紹介していけたらと思ってます。
この花は私の誕生花のムクゲ(木槿)です。花の色は多種ありますがこれは白に赤で『日の丸』とも呼ばれてる品種だそうです。
昨日通りがかりに撮りました。
丈夫な植物なので街路樹で夏から秋に見かけますが、茶人の千 宗旦が茶花としてとても愛した花だそうです。
タチアオイにも似てますが葉の形状が異なるようです。